「恋しさと せつなさと 心強さと」
■ 日曜の朝、娘が<デート>に誘ってくれた!
ねえ、パパぁ!
(うーん、何か思いついたようで・・)
2人でさぁ・・動物園行こうよ・・
お弁当持ってさぁ! ねぇ、パパぁっ!
寝ているボクの上に乗っかってきて、こんな誘惑だ!
「ねぇ、行こう!」
ココロの中で静かに叫んで、思わず飛び起きた。
「ええっつ、本当っ?超ウレシイ!行きたかったぁ」
最近、モテなかったのに・・
ステキなカノジョに急に告白された気分だ。
■ 本音は、後ろめたいキモチがあった。
土曜の夜遅く帰って、ホントは朝寝坊でもと思ってた。
前日「ひな祭り」で実家にみんなが集まった、私以外は。
ちらし寿司一緒に食べれなかったことが、ココロに痛かった。
いつも、節目のイベントは必ず全参加していたのに・・
「最近、忙しいパパでゴメンな!
お風呂やお店屋さんごっこできなくて・・」
だから、罪滅ぼしの気持ちもあった・・
オトナのいう、こっちの事情というヤツで
引け目な気持ちがあった。
でも・・娘は違ってた。
それは帰り際の一言で気づいた。
「パパぁ また行こうね・・」
似たような経験も思い出した。
■ 安心して、全力で、思いっきり!
いちばん、見たかったのはやっぱりゾウ!
「大きなウンチはくさいねえ~~」
たっくさん動物見るはずだったのに、いきなり
「足で漕ぐフネみたいなヤツ乗ろうよ・・」
随分前に乗って、覚えていないはずなのに~OKOK
「ママのお弁当は全部食べようね!パパ」
本当は玉子焼き残したんだけど・・
「パパ、食べなきゃダメでしょ・・ハイ」
おなかいっぱいになったら、
早速ナイショで買ったお菓子食べて
「今度はさぁ、動くやつね(乗り物のこと)」
「あれ?怖いんじゃなかったの?」
「いいの、いろいろ乗りたいのっ!」
今までは、見向きもしなかったのに・・
「あれなんて言うの?」「カンガルー!」
「ねえ、おなかに赤ちゃんがいるよ!」「あっ!本当だ!」
ボクもはじめて見た。
「あれは?」「ゴリラ!3才と33才と49才だって」
「3人家族だね、3才の子は行ったりきたりしてるね・・」
驚いた・・「カゾク」なんてコトバを知ってるんだ?!
お昼前から、閉園間際まで、もう目いっぱい遊んだ。
時間があっという間に過ぎた!
気づいたら抱えきれないぐらいの出来事を
夢中でエンジョイしていた。
実は、ボクが・・
■ <いま・ここ>がすべて!
同じ時間、同じ場所。同じモノを見て、同じことをする。
<いま・ここ>を一生懸命に、本気で、素直に・・
すると、同じことを感じる、一緒にいる実感がわく!
~シゴトで言えば、ワクワクするキモチ <共感、共鳴>
~男女の関係なら、ドキドキする恋ゴコロ <愛や情、信頼>
忙しさにかまけて、
「打ち込んで」とか「本気で」とかを忘れていた。
だれかが言っていた。
忙しいとはココロを亡くすことだと。
必要とされることのありがたさ
相手が存在してくれる喜び・感謝
ジブンが生かされてる実感があった。
ココロがときめいて、イキイキするジブンを感じた。
よし!次はこうしよう!今度はアレをやってみよう!
自然とそんな気持ちになれる・・
「ねえ、今度も地下鉄とリニモで来ようね・・」
「ママにお土産買っていこうね・・(あっ、忘れてた)」
「次は青いモノレール乗れるよねえ」
娘は門をくぐって地下鉄の駅に着くまで、ずーっと話づめだ!
自然に「ありがとう」って出た。
娘は「ええ!?」って顔してた!
(そうだよな!でも、何かが伝わったはずだ!)
カノジョはオトナじゃないから、こう言ってくれた
「ああ、楽しかったぁ!パパっ!また、来ようね!」
楽しそうに、先を歩く背中が愛しくてたまらなかった。
カノジョを失いたくない!
急にそんな想いが襲って目頭が熱くなった。
「ジブンを確かめさせてくれる大事な存在」
いますよね!すぐそばに!
本当に、本気で、大切にしてますか?

