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2006年04月30日

<命を見つめるシゴト>

■ 私は知らなかった。

こんな壮絶な<命を見つめるシゴト>だったなんて・・・

オトナの社会見学というような、仕事柄の縁もあって、
ある東京の乳幼児病棟の日常がどんなか、
腕のいいベテラン看護師さんに
その現場のナマ話を聞くことができた。

ショッキングな話ばかりだったが、
彼女は淡々と話をするので、逆に救われた。
(仕事柄、プロってそんなものか・・)

私のシゴトはフツウな赤ちゃんとママの笑顔が対象だ。
幸せを扱うシゴトなのだという変な誇りがあって
彼女たちの仕事は、かわいそうだなあ・・
恵まれない巡り合せもあるんだんなあ

そんな同情とか哀れみに近いキモチで
やはりジブンのこととして考えることはできなかった。

「五体満足」がいかに幸せか?
「健康・元気」がどれほど、尊いのか?
「フツウ」はなんて、すばらしいのか?
そこに思いをめぐらすのが精一杯だった。


■ 数百グラムの超未熟児も生きるている、生きようとしている

点滴の針が刺され、呼吸器の管が苦しそうに口についている。
そこここに包帯が巻かれている。

看護師さんたちは優しい眼差しで
大きな明るい声をかけてお世話をしている。
そばで、たたずむご両親もニコニコしている。

なぜかと聞くと、
「赤ちゃんの調子が良くて今日はラクそうだから」だと・・
そして、
「こんな子達でも、生きようという意志がないと
生きられないんですよ」
と・・

大きくショックだった!


↓写真は元気な甥っ子の「ガクト」クン
ガックン.JPG


■ 何が「ない」のかじゃなく、何が「ある」のか!

彼女たちのコトバが耳に残っている。

「フツウの人たちは何かがないと
『かわいそう』とか『不幸だ』とかいう。」

「ミルクが飲めた、体重が増えた、退院できた。
障害が残っても、ママがいなくても
命があるだけで、幸せをかみしめる家族の姿があるの!」

<いま・ここ>に生きる喜びの何かひとつがあると
そう、そのあるモノをすごく大事にする。

「それだけでも、ちゃんとハッピーでいられるの。
幸せってあるべきものがなくたって、本当はそこにあるのよ。
気づかない人が多いけど・・」

コトバを続けられなかった!


■ 「いなくなりました」「ありがとう」

「一生の特別な宝物です」
ある赤ちゃんのご両親から送られた
看護師さんへの一通の感謝の手紙と
数枚の写真を大切に見せてくれました

写真は
①娘をはじめて抱いたうれしそうな若いパパ
②はじめてお風呂にはいる気持ち良さそうな赤ちゃん
③ママと看護師さんと赤ちゃんの3ショット


手紙は
「誕生から数ヶ月間で『いなくなりました』
でも、皆さんとともに一生懸命『生きました』
あなたに看てもらってる娘はうれしそうでした。
アリガトウございました。一度家にきてください。」
と・・

ご両親は、看護師さんにありったけの感謝を手紙に記した。
内容は両親と看護師さんとの間にできた、
愛情の絆へのお礼だった。
看護師さんは一言も「誇り」を語らなかった。

最後に、
「毎日、毎日のシゴトをチャンと
やり遂げるのが私たちのシゴトよ。」

なんというシゴトへの思想

<命を見つめるシゴト>

ワタシはこんなフレーズを思い出した

「貧しいときも富めるときも。病める時も健やかなる時も。
わが身が滅びるときまで・・・」

2006年04月24日

「祈り」

■「約束」

この2ヶ月、平日はウチでゴハンを娘と食べるなんて
2・3回しかない状態だ。トホホ・・・

その代わり朝の慌しい時間だけれと、
①毎朝、幼稚園バスを見送ることと、
②「朝、1つだけ好きな遊びを一緒にやる」という
娘との「約束」は必ず守るようにしている。

最近のお気に入りは、パパのひざの上で
「おさるのジョージ」の黄色い絵本か
「ライト兄弟」の緑の絵本を読むことだ。
お絵かきゴッコも近頃は凝っている、文字が随分増えた。

ついこの間まで郵便やさんと
「イツァ スープ」って言う英語のビデオが大好きだった

短い時間でも何か一緒にやってワクワク楽しめると
「絆」のような芽生えを感じる。

きっと、ただ純粋に、ただひたすら「相手」のためだけに
無償に、見返りを求めず、存在のすべてを受け止めて・・
って感じだからだろうと・・
オトナな「解釈」がアタマをふとよぎる・・

あ~あ、もっと早くコレに気づいていたらなぁ・・
少しはマシなオトコになれたかもなぁ・・

まっ、いっか・・
脱線した。


■こんどは「ラブレターで動物園」

娘は4月から年中さんになって、「コアラ組」になった。
って、口実は何でも良かったんだけど・・

「ねえ、ママにナイショでさあ、
おにぎりとジュースとお菓子買ってさあ、
動物園に2人でコアラ見に行かない?
マユちゃん、コアラ組になったんでしょ~」

「いくっ!いくっ!」
作戦成功!

でもさあ、パパっ!
昨日マユちゃんが「お手紙」書いたでしょ。
約束は守らないとダメでしょ・・・
「あっ!そういえば、そうだった!」

初めての素敵な「ラブレター」をもらったんだった。

動物園から帰って
しばらくしてから
やはりある、祈りにも似た気持ちになった・・


↓「にちようび に あそぼうね」

060423ラブレター.jpg

■たった4年なのに、人生の大きな「起点」に・・

動物園で遊びながら
幼稚園に入った1年を大きく振り返るような会話をした。
(ちょっと、大げさだけど・・ホントなんです)

Q「幼稚園行く前はさあ、オムツが取れるか心配!
 トイレにいけるかな?って」
A「ええっ?!今はちゃんとママっつ!ウンチっ!って言えるよ」

Q「入園式は泣いてたの覚えてる?」
A「もういっぱいお友達ができたよ、
 わたし、リュウマ君とリョウト君が大好きなんだあ・・」
 (男の子ばっかジャン・・)

Q「ねえ、一番うれしかったのは?」
A「運動会のかけっこ一番賞!
 練習では一番賞取れなかったからさあ・・」
 (すごく誇らしい表情をはじめて見た瞬間だった。
 多分、コレが1年でジブンへの自信が一番ついた出来事と思う)

Q「楽しかったのは?」
A「あのねえ、お遊戯会で全部踊れたこととねえ、
 給食のピカピカ賞(全部残さず食べるともらえる)
 今日もね全部食べてねえ、キャベツのおかわりしたんだぁ」
 (友達と競い合うってだいじなんだあ・・)

Q「水泳教室は?」
A「目つけ、飛び込みができるようになってねえ、
 黄色一級もらったよ
 今度はねえ、バタ足をねビート板使ってやるんだよ・・・」

随分といろいろできるようになったんだあ・・
それに比べて、
ワタシはどうなんだ?!~いや、はや・・


■「お願い」なのか、「決意」なのか・・

さあ、そろそろ帰ろうかという時

「ねえ、パパぁっ!大きくなったらさあ、
自転車のワッパ、絶対はずしてね・・・約束だよ!」

「うん、わかった!」


じゃあ、ってのも変だけど
オレだって・・

「ねえ、まゆこっ!大きくなったらさあ、
マユちゃんがすっごく大きくなってもさあ、
パパとお出かけしようね」


「・・・」
(ええっつ!ナンか言ってよ・・)


ああ、
「祈り」は届くのか・・・

2006年04月15日

シャチョウ、シャキョウに行く?!

■「魂」のささやき

メールDMで4月1日2日に「写経ツアーがあります」との連絡。
耳元にささやくように、語りかけてきます

あたかも、「魂の開放」「煩悩の滅消」
「パワーチャージ」「キモチの切り替え」など
忙しく何か大変な状況であることを見透かしたような誘いでした。


・経営者は小さなご縁を大事にしないと、
・本来孤独で友達も少ないでしょ、(言われたくないけど・・・)
・凡人はやはり大いなる何かに触れてエネルギーを充填しないと、
・時には、一人で非日常を・・(ままんまとハマった・・・)


ただの凡人も日常の煩悩にさいなまれながら生きていると
こういったメッセージがなんとなく「魂」をゆり動かします。

「新しい発見や面白い出会いもあるかもな・・
一人で行くのもいいか」

何かに衝き動かされ、ネットの申し込みを
ワンクリックしてしまいました・・・(笑)

ganjinwajo.jpg

■「感謝」の場所

写経は奈良の唐招提寺で行いました。
少し恥ずかしいですが、小学生の頃切手を集めていて
このお寺と鑑真和上が歴史上も切手コレクション上も
かなり高い価値があることだけは知っていました。

案内係りのお坊さんは解説がとてもうまく
NHKのテレビのようでした。

写経は「呼吸が自然と整ってきます。
ひたすら文字をしたためることで、
お経のリズムがカラダに入っていきます。
無や空の境地を味わってください」と・・・


で、どうであったかというと・・・・

【感じたことその1】~文字を書くのはデザインだ!

一文字一文字の左右のバランス、一行の中心線、墨の色。
全体の構成や文字を書くリズムなどなど・・
楽しく工夫できることがたくさんあって、
小学校の工作のように思わずエンジョイしてしまった。


【感じたことその2】~そこにいられることに感謝!

鑑真和上の前でお願い事を書き添えて写経を提出しました。

お坊さんが教えてくれました。
ここにいま元気でいられることを感謝するのがこの場所です。
感謝をして、周り方々のためにお祈りをしてくださいと・・

考えて何かをする時代ですが、
「ありがとう」をココロの中でただただつぶやく場所だと・・・
「うぅ~ん、ナルホド・・!!」


後から知ったんだけど、
この写経の紙何百年も保管され祭られるようです。
(あ~あっ!もっと、ちゃんと書けばよかった・・)


【感じたことその3】~煩悩も雑念もパワーチャージでOK

ココロ洗われたり、集中力が増して、変なコトを考えなくなったり・・
写経をするって、そういうイメージありません?

ワタシは全く、ダメでした・・(笑)
不埒な煩悩でアタマはいっぱいになるし、
むしろ右脳が冴えて、あれもコレもと・・・

でも、集中してエネルギーが高まっていく感じは良かったですね。
楽しかったからかなあ・・


■「豊かな時間」と「楽しい仲間」

このツアーは経営者の集まりで20人ぐらいだった。
久しぶりに会った、大阪の勉強仲間や
若くしてユニークなカイシャを7つも運営しているヒトや

結婚後10年たった今も恋人のようなステキな夫婦がいたり
東大出てるのに「なんやこのにーちゃん!」ってヒトもいて・・

ふとした会話が大きなヒントになったり
実は苦しくキモチに引っかかっていたことが、
簡単な一言で元気付けられたり・・・

たった1日半なのに、同じ時間、同じ体験をしたので
「魂」が響きあったのかもしれません。

コレも
写経がもたらしてくれた
「運と縁」のたまものだと感じました。

「豊かな時間」を「楽しい仲間」と
遠足のようにエンジョイしました。

オトナになったら、なかなか得られない貴重な体験でした!

「ありがとう!みなさん!」

素敵なよい休日でした。

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